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平成25年度 治山セミナー
沼津地区 企画・広報委員 鈴木昌彦
平成25年6月5日(水)に、小山町須走小学校4年生(57名)を対象に、治山セミナーを実施しました。
このセミナーは、静岡県東部農林事務所の主催で、小山町とNPO団体の協力により行われました。
最初に室内学習として、東部農林事務所治山課の方が講師となり、森林の働き山地災害、治山について講習を行いました。その後、須走小学校裏山に移動し屋外学習として、治山施設『植生土のう筋工』作りを体験しました。
この体験学習は、沼津建設業協会小山支部が母体となった『NPO法人愛ネットおやま』が中心となって、指導させていただきました。
まず、10班(約6名)に班編成し、そこにNPO会員2名が指導に入りました。 大きな声であいさつした後、スコップの使い方等、安全教育した後にいよいよ作業開始です。
お互い少し緊張しながら、土のう作りスタートです。 赤土を使用、現地産(スコリア)を使用、スコリア+堆肥を使用 3種類の土のうを作りました。どのように植生するか、土質により変化があるのか今後の観察テーマです。
この須走小学校の裏山は、2010年9月8日の台風9号により、土砂崩れが発生し学校敷地内まで土砂が流入被災した経緯から、子供たちも真剣そのものです。
班ごとに作った『植生土のう筋工』を前に記念撮影。 自分たちで作った、達成感! みんなすばらしい笑顔です。
植生土のう積の上に、木材を鉄筋で固定し、将来の夢、自分が思っていることなど、自由に書いてもらいました。
学校に戻ってから、各班ごとに感想を発表しました。 治山に興味を持ってもらえたこと、森林の働きを理解してくれたこと等すばらしい経験をしてもらえたと思います。 『NPO法人愛ネットおやま』は地域の安全及び子供たちの健全教育に今後も協力したいと思います。
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