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天竜産業観光祭りについて

天竜地区
企画・広報委員 片桐一樹

毎年恒例の天竜産業観光祭りが11月3日(土)に開催されました。このイベントは天竜産業観光祭り実行委員会が主催し、天竜商工会などが協賛して毎年文化の日に行われます。
 地元の小学生の鼓笛隊や徳川信康にふんしての行列、特設会場ではライブが行われ、数多くの出店があり天竜区二俣のクローバー通りを賑わせます。
 そんな中、天竜地区技士会会員の所属する阿多古建設事業(協)青年部が今年から出展する事となりました。出展内容はカブトムシの幼虫の販売です。来年の夏に向けて自分で幼虫から成虫へと育てようという趣旨で、3匹500円(草木チップ付)で販売しました。

草木チップを袋積めする様子(草木リサイクルセンター)

この草木チップは、阿多古建設事業(協)の草木リサイクルセンターで、工事により支障となった木や道路除草で出た草を破砕してチップにし、発酵させた物で、畑などの肥料として使用できます。毎年そのチップの中にカブトムシの幼虫が数多く確認されたことから、今年初めから幼虫を飼育し販売しようと考えました。青年部の10名程度の努力により、カブトムシの幼虫は大小あわせて約400匹準備でき、前日より箱に詰めたり、チップを詰めたりと大忙しでした。この幼虫は雨ざらしにしておくとイノシシがきて掘り起こし食べてしまうので、型枠(メタル)にて囲い、ワイヤーメッシュの編み目の細かい物で蓋をして厳重に管理しました。

カブトムシの幼虫

当日は天気は良かったのですが少し肌寒く、人出も少ないかと心配しましたが、祝日が土曜日と重なった事もあって大勢の人で賑わいました。
 朝9時より販売開始し15時まででしたが足を止めて念入りに見ていく人、気持ち悪いから見るの嫌だ!と言う人、孫に頼まれたから2セットちょうだいという人とそれぞれでした。(僕たちのもくろみでは大盛況になる予定でした。)

販売テントの様子

今回あまり売れなかったことにより、来年は要検討(笑)となりました。でもこのチップを使って何か出来ないか、売れないかと試行錯誤中です。来年も参加予定なので皆さん是非ともご来場ください。(詳細は天竜商工会ホームページをご覧ください)

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