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清水立体について

静岡地区 松永 豪

清水立体とは・・・・

国土交通省 中部地方整備局 静岡国道事務所 パンフレット引用

国道1号静清バイパスは東西交通を担う重要な幹線道路となっています。この中で特に渋滞が激しく、唯一平面区間として取り残されことになる静岡市清水区横砂東町から同区八坂西町の間における渋滞解消のための抜本的な対策に向けた施策を「清水立体」と言っています。

清水立体の概要・・・・

国道1号静清バイパス清水立体は、バイパスの起点に位置し、静岡市清水区横砂東町〜八坂西町を結ぶ延長2.4qを高架構造にする事業で、交通渋滞および交通安全、環境保全を目的とした事業です。

現状の渋滞状況・・・・

尾羽交差点付近 庵原交差点付近 横砂北交差点付近

立体工事の進捗状況・・・・

八坂地区新IC付近

八坂新IC付近(南側)は、側道を切り廻し工事を行っています。

八坂新IC付近(北側)は、副道を通行止にして、擁壁の基礎工事を行っています。

清水IC〜清水IC西付近

清水IC〜八坂西交差点付近は、道路中央に橋脚を施工するスペースを確保するため、現況の歩道を狭くして、国道を南北に切廻すための車道拡幅工事を行っています。今後、上り線も施工する予定をしています。

立体工事の進捗状況・・・・

西久保交差点〜庵原交差点付近

西久保交差点〜庵原交差点付近も同様に車道拡幅工事を行っており、並行して舗装工事を実施しています。

庵原交差点〜庵原川付近

現道上下線に挟まれ、限られたスペースでの作業は大変で、一般交通車両に注意しながらの作業となります。

現在、柱部が完了している橋脚が3基並んでいます。

庵原交差点〜庵原川付近

橋脚が完了している前後でも、次の橋脚の基礎杭工事や仮設土留工事を施工しています。

立体工事の進捗状況・・・・

庵原交差点〜庵原川付近
橋脚基礎杭の施工状況
場所打杭 掘削状況 場所打杭 鉄筋吊込状況

場所打杭 生コン打設状況

交通規制を伴う箇所の施工は、夜間作業にて工事を進めており、上記の写真は、橋脚を支える基礎杭(φ1200o,N=18,L=19.5m)を夜間で施工している状況です。
 今回の施工範囲は、橋脚柱の下部までだそうです。(赤色部)

庵原川〜尾羽交差点付近

現道を外側に広げるために函渠(地下道)や擁壁で拡幅工事を行っています。

拡幅して道路を切り廻す前に多くの地下埋設物(ガス、水道、情報施設)や架空線(中電等)を移設する事になります。上記は、ガス管の切廻し工事を行っていました。

立体工事の進捗状況・・・・

尾羽交差点付近

尾羽交差点付近において、静岡県発注工事の尾羽廃寺跡埋蔵文化財発掘調査を実施しています。奈良〜平安時代の建物跡や大規模な溝が発見されているようです。

横砂北交差点付近

横砂北交差点付近では、歩行者・自転車が国道を横断できる地下道を作っています。国道下の施工は次回工事になるため、通行できるのはもう少し先ですね。

平面図
 道路を拡幅して切り廻す工事の前に水路・用水の延伸工事もしています。
 渇水期間中に早く工事を完了したいですね。

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