Home >> 地区だより >> 三建、技士会三島地区合同研修旅行


三建、技士会三島地区合同研修旅行

新しい生活様式での研修旅行

三島地区 企画広報委員
中林建設株式会社 佐野 竜司

令和2年10月15日 (木)、16日(金)の1泊2日で毎年の恒例行事となっている土木施工管理技士会三島地区と三島建設業協会土木・災害対策委員会との合同研修旅行へ行ってきました。
 当研修旅行の幹事は三島、田方、熱海、伊東の4地区の持ち回りで行っており、今年は三島の当番でした。コロナの感染状況が落ち着かない中での開催は無理ではないかと考えましたが、新しい生活様式を当たり前の環境にするという目的もあり開催に至りました。
 コロナ禍での開催ということで研修先の選定や移動手段、宿泊先等、通常とは異なる段取りに頭を悩ませながら、感染リスクを最小限に抑えられるよう計画するとともに参加者を募りました。
 移動は公共交通機関を控えバス、1泊2日と短い期間でゆとりある行程をと考え研修先を黒部ダム、宿泊先は他の旅行者との接触機会を減らす為旅館を貸切る事で決定し、参加者は12社17名での出発となりました。
 出発日当日、検温と体調チェック、手指消毒を行い乗車しました。

50名定員のバスへ20名(添乗員3名含む)でのゆとりある乗車

バスの車内は常時換気されており、ゆとりある空間での移動は快適なものでした。
 休憩をはさみながら松本城へ到着。城内見学の予定でしたが、修学旅行生と重なり非常に混雑しているとの事で、3密を避けるため記念写真を撮り一路黒部ダムへ向かいます。

バスから降りるとともにマスクの着用
城内内覧の行列 記念写真

松本城は残念でしたがこれも研修とし、途中昼食をはさみながら黒部ダムへ到着です。
 ここへ来ると気温も一変、涼しさを超え寒さを感じました。扇沢から黒部ダムへ向かう電気バスも感染対策として乗員を減らしての運行でした。観光客もまばらで、ゆっくりと普段携わることのない巨大な構造物と先人の偉大さを研修させていただきました。

電気バスでの移動もソーシャルディスタンス 2020年の放流最終日でした。
電気バス降車から階段を220段+a歩くと最接近でき大迫力に圧倒されます。

黒部ダムでの研修を終え、宿泊先の旅館へ向かいました。趣のあるとても雰囲気の良い旅館でした。貸切の為、他の客と接する事を気にすることも無く美味しい料理を堪能し、千曲川一望の露天風呂や大浴場ではのびのびと贅沢に、皆さん日頃の疲れを癒していただけたと思います。

旅館外見と源泉かけ流し温泉大浴場(旅館HPより)

2日目はゆっくり朝食を取り、遅めの出発で旅館を後にします。まず立ち寄ったのが上田城、徳川軍を2度退いたと言われる石垣は圧巻でした。

上田城全景 間隔をあけて参拝

研修旅行も終わりに近づき昼食です。皆さん多分普段口にすることのないフランス料理をいただきました。

珍しいお酒と食事でお腹と心を満たし帰路に着きます。短い間でしたが、朝の検温・体調チェックに始まり、バス乗降時毎の手指消毒、バス車内や食事、記念撮影時以外のマスク着用、他の観光客とのソーシャルディスタンスといった新しい生活習慣というものを日常の当たり前の様に実施しておりました。
 これで研修旅行も終わりとなりますが、常にコロナを意識し対策をしながらも楽しいものとなり、参加者の皆様の協力で無事終えられたことに感謝しております。

▲TOP