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島田工業高校(都市工学科)生徒さんとの研修会

島田地区 企画広報委員 落合由弥

令和2年11月19日に島田工業高校 都市工学科 生徒さん島田地区土木施工管理技士会との研修会をコロナウィルス感染拡大防止に細心の注意を払い開催しました。
 例年であれば工事現場を実際に見て研修をしていたのですが、今回は島田工業高校の先生と相談し趣向を凝らして、技士会技術委員だけでは無く、技士会員の中から島田工業高校を卒業して間もない技術者による現場紹介とその後の質疑応答をグループ分けにて行いました。

【ベテラン技術者による現場紹介】

 ベテラン技術者さんからは分かり易く土木工事の紹介、土木業界のイメージアップに繋がる内容、若者の興味を引く最先端技術の紹介をして頂きました。
 生徒さんは最先端技術(ICT)に興味がありそうでした。

【卒業生による現場紹介】

自分達が経験した現場の内容や、土木工事に対する想いを紹介してくれました。。

 卒業してまだ5〜6年未満の技術者達ですが、中身の濃い経験をしており、それぞれの想いが感じ取られ、在校生だけでは無く我々技術委員も感心させられました。

【在校生と卒業生技術者との懇親会】

在校生にとっては同じ高校を経験してきた先輩達。非常に話し易く給料や休日など突っ込んだ内容を聞けたようです。先輩ならではのアドバイスもあったようです。

今回の研修会を経て高校生が「興味を持っている事、不安に思っている事」などを感じ取ることができました。また、高校生にとっても土木が少し身近になったと思います。
 次世代を担う若者はどの業界にとっても「宝」です。今回の様な研修会を大切にしていきたいと思います。
※今回一番関心があったのは卒業生の成長ぶりを見た先生達だったかも知れません。

土木工事現場 技術発表会

島田地区で2年に1回開催している「土木工事現場 技術発表会」を紹介したいと思います。
 技術発表会は技士会員の技術研鑽の場として、また交流の場として期待し開催しています。
 また、技術発表会には講師として発注者様をお招きして御講演頂いており、発表に対しても御講評を頂いております。
 令和3年度はコロナウィルス感染防止対策として大きい会場(収容人数300人のところを80人程度に限定)にて9月中旬に開催予定です。

技士会員による発表風景
 例年8名程度の方に発表して頂き、80名程度の技士会員が研修しています。
 事前に発表内容を冊子にしてあり、スライド画像と冊子にて研修しています。
発注者様による御講演風景
 この時は「地域づくりと県の取り組み」と題して、当時の島田土木事務所長様より御講演を頂いております。
 御講演の後、質疑応答もあり貴重な交流の場となりました。

土木工事現場 技術発表会は発表者にとっても、技士会員にとっても「良い技術研鑽の場、交流の場」となっています。コロナウィルスの猛威が終息に向かい、技術発表会へ沢山の会員が参加
 できる日が早く来ることを願い、島田地区の御紹介を終わります。

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