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天竜地区 第37回土木工事現場技術発表会

企画広報委員
天竜地区 片桐 一樹

令和4年9月15日に静岡県土木施工管理技士会と天竜建設業協会の協賛で、3年ぶりに第37回土木工事現場技術発表会が開催されました。当日は来賓として静岡県浜松土木事務所、西部農林事務所、浜松市天竜土木整備事務所、天竜森林事務所からお越しいただき、長谷川天竜建設業協会会長、技士会石川地区長をはじめ23社の加盟各社が参加し、終了後に講評と助言をいただきました。
 新型コロナウイルス感染症蔓延の影響で令和2年に開催予定だったものが延期され、翌年もコロナウイルスの収束が見込めず延期となり久しぶりの開催となりました。
 発表会は、(株)森下組池上さん、(株)渡辺兄弟工業渡邊さん、(株)マルチ東さんの3名により、現場での問題点、発注者との協議、連携、ICT施工に対する工夫やこれからの課題・治山工事における留意点・冬季の対応が発表され、参加者は熱心に聞き入っていました。

発表会の様子

3名の発表者は緊張しながらも担当の発注機関が見守る中、堂々と述べていました。
発注機関の方からするどい質問もあり、困ってしまう場面や笑いに包まれる場面もあり、盛り上がりの中、無事に終了しました。

発表を聞き入る様子

発表会終了後は第2部として、静岡県浜松土木事務所の澤口検査監による「公共土木工事における安全対策」とした研修会が行われました。静岡県交通基盤部発注工事における事故事例や予防対策、浜松土木事務所管内での事故事例の詳しい内容説明があり、参加者は今後の参考にとメモをとる姿が見られました。
 また澤口検査監より優良工事表彰の紹介及び選定基準の報告があり、これから発注される工事や現在進行している工事で少しでも良い点をとれるように発注者、受注者が連携協力していくことが大切だと思いました。

澤口検査監による研修会の様子

早くコロナが収束し、毎年技術発表会が盛大に行われる事を祈っています。

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