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「子供対象の土木体験イベントの開催」
「袋井市海の賑わい創出プロジェクト」

袋井地区 企画広報委員 金原典弘

子供対象の土木体験イベントの開催

令和6年11月に磐田市・掛川市にて、それぞれ土木体験イベントが開催されました。磐田市では、11月9日に『いわた土木LOVEフェスタ2024』を磐田市建設事業協同組合・磐田市建設部の主催で、土木・建設業界のPRイベントが大々的に行われました。当日は、ショベルカー、コンクリートミキサー車などのはたらく車が17台、土木の仕事に関する体験・実験ブースが17箇所設置され、約2,500人の家族連れでにぎわいました。

様々な種類の建設機械の展示に多くの人が乗車や記念撮影を楽しみました。

子供たちの小型バックホウ運転や、高所作業車の乗車体験は順番待ちになっていました。

バックホウのVR体験も人気がありました。

室内でも石膏によるものづくりや、大学教授による圧力体験、公園をクイズとパズルで学ぶなど様々なコーナーが設置されていました。

また、掛川市では、11月16日に市役所にて『掛川どぼく塾』を掛川市が主催し地元建設業組合や協力業者が共催し、子供向けの土木体験イベントを開催しました。

ここでも一番人気はバックホウの乗車とVRの体験でした。

コンクリートブロックによる物作りや橋の模型作りなども行われていました。

袋井地区でも建設業の担い手不足解消の為に、このようなイベントや現場見学会、中学生や高校生のインターシップ受け入れなど様々な行事をしています。

袋井市海のにぎわい創出プロジェクト

袋井地区には御前崎から浜松まで続く『遠州灘』海岸線があります。東日本大震災以降、津波から街を守る為に各地区で防潮堤の建設が進んでいます。
 私の住む掛川市では、以前は海抜9m程度の堤防でしたが,今では海抜14m以上で幅も以前の数倍から10倍ほど大きくなりました。私は海岸から1kmほどの距離に自宅があり、趣味がサーフィンということもあり毎日のように海を見に行きます。近年では防潮堤の建設により車で海岸にアクセスすることが難しくなりました。このため、比較的アクセスしやすい掛川市の海岸にはサーフィンや釣りを目的とした方が、近くの袋井市や磐田市、休みの日には神奈川や大阪からもやってきます。
 この多くの来訪者が地元発展のためにつながる様に何か出来ないかなと市役所の方々や市や県の議員と話をしていたところ、隣の袋井市では既に大きなプロジェクトができ、動き始めているとの事が分かったので、今回その一部ですが紹介させて頂きます。
 『海のにぎわい創出プロジェクト』は、袋井市同笠にある既存の野球場や体育館を中心としたスポーツアクティビティゾーン、親水公園や多目的芝生広場を中心としたにぎわい・交流ゾーン、防潮堤から海岸を中心としたマリンアクティビティゾーンの大きく3つに分かれています。マリンアクティビティゾーンはサーフィンや釣りに加え、散歩や憩いの場としての日常的な利用など、海を感じ多様な体験を実現するエリアです。
 地域活力の創出・町の魅力の発信・公共施設マネジメント・共創のまちづくり・迅速柔軟な対応の考え方のもと、地域住民やサーファー、釣り人などを交えてビジョンが推進されていきます。

新しく創られたモニュメント

まだ沢山の内容を紹介したいのですが、興味がある方は袋井市のHPからアクセスしてみてください。
 私が住む掛川市や、他の地域でも活性化のためにこのように素敵なプロジェクトが発案され実行されることを願います。

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