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平成16年度 建設現場見学会

建設現場見学会を実施!

毎年実施している建設現場見学会を平成16年度は、10月15日(金)と16日(土)の2日間行った。

技士会各支部から会員30名が参加、建通新聞社の記者が同行、事務局を含め総勢32名が、JR東京駅前に集合し、貸切バスにて見学地を目指して12時に出発した。

「堤台地区・座生地区ス−パ−堤防」写真第一の見学場所の「堤台地区・座生地区ス−パ−堤防」(千葉県野田市)の冨士山の見える眺望の素晴らしい堤防上で、国土交通省江戸川河川事務所運河出張所小島所長から、事業の概要等の説明を受けた。千葉県野田市が進めている区画整理事業と共同で行われており、堤防の高さの約30倍の幅を持つ堤防(ス−パ―堤防)をつくることにより、眺望の良い、水辺の潤いのある豊な住環境の街づくりが進められている。

「第5立坑」写真1この後、豪雨の際に放水の必要性を判断し、スイッチ一つで放水できる電子機器を備えた庄和排水機場にある「首都圏外郭放水路地底探検ミュ−ジアム龍Q館」にて、映像・パネル等を交え、庄和排水機場と外郭放水路の説明を受けた。

説明を受けた後、近くで工事を進めている外郭放水路の「第5立坑」と「連絡トンネル」を、工事を担当している特定建設工事共同企業体の外郭JV工事事務所長から、説明を受けながらトンネル内等を見学した。

「第5立坑」写真2この工事は、江戸川と中川、大落古利根川に挟まれた低平地を水害から守る目的としたものです。国土交通省関東地方整備局としては、初めてとなる設計施工一体型(デザインビルド)方式で発注されたもので、立坑は外径19m、壁厚2m、深さ74.5m、トンネルは、外径7.1m、総延長6.3kmと、地下鉄を思わせる大規模なものです。

見学を終え、宿泊地である浅草へとバスを走らせる窓外の遥か埼玉県から見る夕焼け冨士が、特に印象に残った。

夜には、隅田川の屋形船で秋の夜長のひとときを、食事をしながら会員相互の懇親を深めた。

「連絡トンネル」写真

■ 関連リンク

国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所

首都圏外郭放水路地底探検ミュ−ジアム 龍Q館

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