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清水港 新興津コンテナターミナル

清水港 新興津コンテナターミナル

清水港は、『COMPACT but POWERFUL』

優れた交通アクセス環境

  • 首都圏、関西圏のほぼ中間に位置し、東名高速道路までわずか3kmの距離で、郵送コストの低減を実現します。
  • 第二東名、中部横断道などの完成により、今後一層のアクセス向上が期待できます。

主な輸出入コンテナ貨物

コンテナ網
  • オートバイ
  • 一般機械類
  • プラモデル
  • 日用品
  • 合板
  • 紅茶

世界に広がるコンテナ航路網

  • 北米、欧州の基幹航路のほか、近年貨物量が増加している韓国、中国、東南アジアなど、世界の主要40港と16の定期航路サービスにより、全世界のカーゴネットワークと結ばれています。

新興津コンテナターミナルの必要性

年々増え続けるコンテナ貨物

  • 清水港は、県西部地区の自動車産業を初め、全国有数の産業立県である静岡県製造業の物流を支えており、その貨物量は年々増加傾向にあります。
  • 輸出入コンテナ貨物量は、常に全世界順位7〜8位の位置を占めています。

不足するコンテナヤード

  • 増え続けるコンテナ貨物に対し、現在の袖師、興津のコンテナターミナルではスペースが足りなくなり、実入りのコンテナは4段、空コンテナは5段に積まれ、荷役効率の低下を招いています。

コンテナ船の大型化

  • 北米ランドブリッジによりパナマ運河を通る必要がなくなり、コンテナ船の大型化が一気に進みました。
  • しかし、清水港の袖師コンテナターミナルは、岸壁の水深が-12.2mで、クレーンは16列対応のため、オーバーパナマックス型コンテナ船は、喫水調整、積載調整を行い入港しています。
  • そのため、水深-15m、18列対応クレーンの整備が必要となりました。

新興津コンテナターミナル整備計画の概要

整備計画の概要

  • 国際貨物輸送の主流を占めているコンテナ船の大型化に対応するため、平成11年度に着工しました。
  • 3大湾以外では始めての-15mの大水深岸壁です。
  • 完成後は、5万トンを超える大型コンテナが喫水調整なしで着岸可能になり、コンテナヤードも従来の2倍の
埋立面積 426,606u
岸壁 -15.0m 2バース(350m x 2 = 700m)
埠頭用地 260,000u
保管・流通
施設用地
137,000u
緑地 28,000u
コンテナ
ターミナル
・コンテナヤード 206,500u
・ガントリークレーン 6基(オーバーパナマックス型対応)
(付属施設)
管理棟、照明塔、ゲート、給排水施設等
総事業費 約 500億円
完成予定 平成20年度

新興津コンテナターミナル
新興津コンテナターミナル

整備計画

ターミナルを一体化して、岸壁を大型化し、さらに使いやすく整備します。

◆H20年代前半

  • 15m水深の岸壁2バース
  • ガントリークレーン6基
H20年代前半整備計画
↓

◆H20年代後半

  • 興津第1、第2埠頭間を埋め立て内外貿ターミナルを一体化
H20年代後半整備計画

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