Home >> 技術情報 >> 令和5年度 土木施工管理技士会本部現場見学会 令和5年度 土木施工管理技士会本部現場見学会2023.9.26 実施 「馬込川水門整備事業」見学会本年度本部の現場視察・研修会は静岡県浜松土木事務所発注の馬込川水門整備事業の見学をしました。県下各地区より会員45名に参加して頂き無事終了致しました。 見学会当日は初めに浜松土木事務所沿岸整備課の石田課長よりご挨拶をして頂き、その後3班に分かれ交代で水門インフォメーションセンター、水門現場、導流堤災害復旧現場を視察しました。
本事業は、馬込川河口部において全国に先駆け「レベル2(想定最大)津波に対する減災」を目標に「馬込川水門」の施工を進めており、水門幅は約90m、扉体は30mで3門設置されます。並行して2022年9月に発生した台風15号の影響により崩壊した馬込川右岸導流堤の災害復旧工事も施工しておりました。 水門インフォメーションセンターでは浜松土木事務所様より馬込川水門の概要を説明して頂き、その後VRで水門の完成イメージを体験しました。 水門現場の視察では中央右岸堰柱の底版コンクリートの打設状況を見学しました。またARでの現場確認は臨場感がありとても印象に残っています。 導流堤災害復旧現場の視察ではCIMを活用した施工フローでの工事概要説明や杭打設時のジャイロプレス工法、ジオチューブの使用等、新技術の説明をしていただきました。 最後に今回の現場視察に当たり、浜松土木事務所の石田課長をはじめ職員の皆様、施工業者の三井住友・須山JV、中村建設株式会社のご担当者様にはご多忙の中当技士会にご協力いただきましたこと、誠に感謝申し上げます。 |